ライジングの原稿を出して、はあっと一息ついた、その「はあ」で、
机の上に、飲むヨーグルトをコップ一杯分ぶちまけました。
血液のように、ぬぬぬううっとパソコンの下へ攻め込んできて、
なんとかティッシュをぱっぱかぱっぱか高速で引き抜いて土手を作り
堰き止めようとしましたが、あっさり乗り越えてあふれ出し、
畳へぼたぼたぼたぼた。
幸い、パソコンの底には、もともと熱が通り抜けやすいように、
上げ底する部品をつけていたので、機械そのものへの被害は
ほとんどありませんでしたが、
本が数冊と、マウスと、眼鏡と、大好きなジョルジ・ベンのCDが、
飲むヨーグルト漬けになりました。
畳も一生懸命に拭きましたが、飲むヨーグルトの香りがしています。
この春、我が家には乳酸菌が芽吹くかもしれません。
せっかく、ベッドの傾き調整に成功し、
今朝ついに首の痛くない目覚めを迎えたと大喜びの報告を大げさに
書こうとしたのに、飲むヨーグルトで萎えました。
この半月ほど首痛かったです。ベッドの脚に適当にボール紙はさんで、
高さ調整して、背中とオケツの下に『週刊文春』敷いて寝たら治ります。